2017年08月

犬に大人しく留守番してもらうためには?

犬に大人しく留守番してもらうためには?
 
「犬を飼い始めたはいいが懐いてくれない…。」
「愛犬を一匹で留守番をさせるときに大人しくしていてくれるか心配!」
「愛犬が大きな声で何度も吠えるのをやめてほしい。」
 
このようなお悩みを抱えたことはありませんか?犬を飼い始めてすぐの頃はどの飼い主さんも愛犬が可愛くて仕方がありません。そのため時間を割いてでも愛犬と一緒にいるという飼い主さんも多いと思います。しかし、どうしても愛犬を一匹で留守番させないといけない時ってありますよね。
今回は、ペットだけでの留守番について紹介したいと思います。これを実践すれば今まで不安だったペットだけでの留守番が安心して出来るようになると思います。是非、しつけのコツを知ってペットの不安を解消してあげましょう!
 
 
■留守番時のしつけの重要性
飼い犬にとってご主人様がいない状況を少しずつ作って慣れさせれば、ほとんど問題はないと思います。しかしながら、急に一匹で長時間に渡る留守番をさせた場合は、いつもの状況と違うことによる不安からゲージや家具の破壊行動を起こしたり、大きな声で吠え出してしまったりするかもしれません。もしもそうなったら、あなたは大切にしていた物を失ったり、近隣住民からの苦情が出て最悪の場合そこに住めなくなってしまったりするかもしれません。犬が一匹でも大人しく留守番できるように日頃から慣れさせておくことが大切ですよ。
 
■留守番を慣れさせるためにやること
・愛犬をハウスに入れる
日頃から愛犬を犬のハウスであるケージに入れてその環境に慣れさせましょう。これは一番原始的なやり方ですが、留守番時に起こりうる破壊行動を防いでくれるのです。また、ケージ内に愛犬の好きなおもちゃやおやつを置くことで、快適で居心地のいい場所であることを覚えてもらいましょう。慣れるまでは扉を開けっ放しにしておき、慣れてきたら少しの時間扉を閉め、それでも静かにしていたら扉を開けてご褒美をあげましょう。長時間留守番させる場合はトイレの問題もありますので、クレート(犬を運搬する際に用いるケース)ごと囲める少し大きめのサークルを用意しておくとよいでしょう。
 
・愛犬の視界からご主人様が外れる
実際の留守番時、飼い犬は長い間ご主人様を見ることができません。その際に不安から吠えることがあります。そのような状況に陥らないように愛犬がハウスでの生活に十分慣れたと感じたら次にあなたがやることは愛犬の視界から外れることです。訓練手順は犬の視界から外れて、隠れます。ここで愛犬は吠えるかもしれませんが、鳴き止んだら部屋に戻って褒めてあげます。そのときにご褒美を与えましょう。愛犬の視界から外れても吠えなくなったら、見えない時間を長くします。これを繰り返しながら徐々に離れる時間を長くして、必ず戻ってきてくれるということを愛犬に教えてあげます。必ず戻ってくるということが分かり、一人でいる時間に慣れてくれば、じっと緊張して飼い主を待つこともなく一人でのんびり過ごせるようになります。
 
いかがでしたか?
今回は犬が大人しく留守番できるようにするためのしつけについて紹介しました。記事で取り上げたのは犬についてでしたが、他のペットでも効果があります。留守番時のしつけで最も重要なのは、急にご主人様がいなくなるという状況を作るのではなく、慣れさせることです。少しでもこの記事が参考になったらうれしく思います。
また、おかげさまで昨今、、ペットシッターをりようしていただけ利用して頂けるお客様が格段にふえまし増えました。しかしながらペットシッターも1日中ペットの側にいるわけではありません。ペットシッターが来るまでの間にきちんとお留守番できることが必要です。
是非、留守番時のしつけ…してあげてくださいね。
 
 

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動物由来感染症とは

動物由来感染症とは
 
「動物由来感染症」とは、動物から人に感染する病気の事をいいます。
 
人と動物に共通する感染症なので「人畜共通感染症」「ズーノーシス」とも言われます。
 
また、「動物由来感染症」には、人も動物も重症になるもの、動物は無症状で人だけが重症になるものなど、病原体によって様々な種類のものがあります。
日本で起きた症例
 
【狂犬病】
海外で犬に咬まれて感染した人が、日本に帰国してから発症。その後死亡しました。 
 
【オウム病】
展示施設の従業員や来場者の間で集団発生した事例があります。
 
【腸管出血性大腸菌感染症】
ふれあい動物園の施設に来場した人の間で集団感染しました。
 
【Q熱、パスツレラ症、猫ひっかき病】
犬、猫がふつうに持っている病原体です。過度の接触によって感染したことがわかっています。
 
【レプトスピラ症】
感染ネズミの尿で汚染された池や川で水遊びをしたことにより、感染。発熱等の症状があらわれた。
 
【サルモネラ症】
ミドリガメ等爬虫類のペットを飼育していた子どもが感染した。原因がわからずに重症になった事例があります。
 
【重症熱性血小板減少症候群(SFTS)】
野外でウイルスを持ったマダニに刺された人が感染した。
 
 
 
日常生活で注意すること
 
●ペットとの過度なふれあいは控えましょう
口移しでエサを与えたり、スプーンや箸の共用は止めましょう。ペットを布団に入れて一緒に寝ることも、濃厚に接触することになりますので、大変注意が必要です。
 
●ペットにさわったり、砂場や公園で遊んだら必ず手を洗いましょう。
犬や猫などが排せつを行いがちな砂場や公園はとても注意が必要です。特に公園などの、子どもの砂遊び、ガーデニングで草むしりや土いじりをした後は、十分に手を洗いましょう。
 
●糞尿はすみやかに処理しましょう
糞尿が乾燥すると、その中の病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなります。糞尿に直接触れたり吸い込んだりしないように、出来るだけ早く処理しましょう。
 
●室内で鳥を飼育するときは換気に注意しましょう
羽毛や乾燥した排せつ物等が室内に充満しやすくなります。ケージや室内のこまめな清掃は当たり前の事、定期的な換気がとても大切となります。
 
●野生動物の家庭での飼育や野外での接触は避けましょう
特に野生動物はどのような病原体を保有しているか分かりません。むやみに触らないよう、心がけることが必要です。
 
 
※詳細については、下記でご案内しています。是非ご覧ください。
 
 

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