2020年08月

通院にも便利!キャリーバッグ大好き猫にしよう

 

通院にも便利!キャリーバッグ大好き猫にしよう

動物病院に愛猫を連れて行こうとキャリーバッグを出したら、どこかに隠れてしまった、入れようとしたら激しく抵抗された、ということはありませんか?猫は犬に比べて外出する機会も少ないので、いざというときに困ってしまうことがあります。通院だけでなく、自然災害など避難が必要なときのためにも、キャリーバッグが好きな猫にしましょう。

キャリーバッグの選び方

キャリーバッグは猫が家に来る時点で購入しておくことが理想ですが、あとからでも大丈夫です。プラスチック製の上下が分かれるタイプは頑丈でおすすめ。猫を出すときも、上部を取り外して出すことができます。車に乗る際も、シートベルトに固定できるタイプなら安心です。

布製でも、倒れないしっかりした自立するタイプは使いやすいでしょう。くにゃっとするタイプは、猫の出し入れに苦労することがあるので注意してください。怖いと猫はどんどん奥に行ってしまうので、天井にも出入り口が付いていると猫を出し入れしやすくなります。

ファスナータイプは猫の毛を挟んだり、すき間から猫に逃げられたりしないように注意しましょう。

キャリーバッグはいつも部屋の中に置いておく

猫は新しいものを警戒します。部屋の中に置いて慣れさせましょう。買ったばかりのキャリーバッグにいきなり猫を入れて動物病院に行くと「キャリーバッグ=動物病院=痛い・怖い・嫌い」となりかねません。そうなるとキャリーバッグを見ただけで、どこかに逃げてしまうこともあります。

キャリーバッグの中でご飯やおやつを食べさせよう

キャリーバッグを好きにさせるには、猫が好きなことをキャリーバッグの中ですること。好きな敷物を入れておきましょう。また普段のご飯はキャリーバッグの中で食べさせます。猫の好きなおやつも、キャリーバッグの中で与えるようにすると「いい印象」を持ってくれます。他の場所でおやつを与えないよう、家族間で徹底しておくほうがいいでしょう。

慣れてきたらお出かけしてみよう

いよいよキャリーバッグに猫を入れてお出かけしてみましょう。いきなり遠出せず、近所を回るくらいにしておきます。

逃げられないように、扉をしっかりしめる

お出かけのときに猫が逃げては大変です。扉はしっかり閉めて確認してください。

キャリーバッグを覆うカバーや布も用意

猫は外が見えない方が落ち着きます。特に子猫はカバーで覆ってあげると安心するでしょう。夏場は中が暑くなりすぎないように注意してくださいね。

中をのぞいたり叩いたりしない

猫が中でおとなしくしているとどうしても「どうしているかな」とのぞきたくなるもの。またにゃーにゃー鳴くと「静かに!」とコンコンとキャリーバッグを叩きたくなるかもしれません。

しかし慣れない場所で、猫は不安を抱いています。余計怖がってしまうので、カバーで覆ったまま知らんぷりすることが重要です。たとえ途中で会った人に「猫を見せてください」と言われても断りましょう。

褒めたり応援したりもしない

「キャリーバッグに入って本当にいい子だね!!」「頑張れ!もう少しでお家だよ!」などの声掛けは、よけい不安を増すことになりかねません。そっとしておくことが大切です。

移動時はトイレシーツを敷いて、替えも持っておく

キャリーバッグの中で、おもらししてしまうこともよくあります。必ず中にはトイレシーツを敷いておきましょう。替えも必要です。また汚れたトイレシーツを入れるゴミ袋も忘れずに持っておいてください。

何もせず帰る

出かけたら何もせずにそのまま家に戻ります。キャリーバッグに入れられても怖いことがなく、家に戻れることを猫にわかってもらいます。そして何事もなかったように家の中にキャリーバッグを置いておきます。餌を食べるのはキャリーバッグの中というのも継続しましょう。

動物病院に協力してもらう

慣れたとしても、キャリーバッグで移動して動物病院で診察を受けると今までの苦労が水の泡になることも。動物病院で痛い処置をした、大きな犬に吠えられた、知らない人に声をかけられたなどでキャリーバッグに嫌な印象を持ってしまうことがあります。

これを避けるために、時々動物病院に行って何もせずおやつだけ食べさせたり、診察中も差支えなければおやつを与えたりしましょう。とっておきのおやつを用意しておくと効果的です。もちろん勝手な判断で行わず、あらかじめ動物病院で相談してからにしてくださいね。

猫が安心する「合成フェロモン」を使う

猫が安心する合成フェロモンが販売されています。不安を抱きやすい猫には、キャリーバッグのなかにあらかじめ撒いておくのも効果的です。スプレーしたら、しっかり乾いたのを確認して猫を入れてください。使い方がわからない場合は、動物病院で相談しましょう。

キャリーバッグに慣れさせるといいこといっぱい

キャリーバッグに入るといいことがある、と覚えさせることがポイント。「動物病院に行っても、何もしないこともあるし好きなおやつも食べられる」と覚えてくれれば成功です。キャリーバッグが苦手になったとしても、餌やおやつでまた好きになってくれることもあります。フェロモン剤なども上手に使って、焦らずにキャリーバッグ好き猫にしていきましょう。

 

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犬の体を触ろう!スキンシップを嫌がらない犬にするコツ

犬の体を触ろう!スキンシップを嫌がらない犬にするコツ

犬の体を触ってスキンシップしましょう。スキンシップのメリットはたくさんあります。日頃のお手入れがやりやすくなるだけでなく、万が一病気やケガをしたときも診察しやすくなります。なにより犬と飼い主さんの絆が深まるというのが大きなメリット。焦らず怒らず少しずつトレーニングすることがポイントです。

犬がスキンシップを嫌がらないメリット

犬とスキンシップを取るメリット、スキンシップを嫌がらないメリットはたくさんあります。具体的にみてみましょう。

お手入れがしやすい

スキンシップに慣れているとブラッシングやシャンプー、歯みがきや爪切りなど日頃のお手入れがしやすくなります。特にシニアになって介護が必要になると、犬の体を触ることが増えます。今のうちに触れるようにしておきましょう。

体の異常をみつけやすい

毎日犬の体を触ることで、異常があった場合も見つけやすくなるのもメリット。外から見ただけではわかりにくい腫瘍や傷、皮膚の病気、寄生虫などにもいち早く気付いてあげられます。

動物病院で獣医さんが診察しやすい

万が一体調不良になったり、ケガをしたりしたときに獣医さんが診察しやすくなります。健康診断やワクチン接種なども、比較的落ち着いてできるでしょう。スキンシップは健康維持のためにも大切です。

トリミングも安心

家ではお手入れが難しいカットやシャンプーなど、トリミングサロンでのお手入れが必要な場合もあります。スキンシップに慣れていれば、安心して連れて行けます。

犬の体を触るトレーニングは焦らない

なるべくなら子犬のうちにトレーニングするのがベストですが、成犬でも可能です。コツは焦らないこと、怒らないことです。すでに苦手な場所がある場合は、無理に何度も触ると唸ったり威嚇してきたりすることがあります。まずは獣医さんに相談しましょう。

犬にとって苦手な場所があることを知っておく

基本的に犬は触られると苦手な場所がある、ということを理解しておくことが大切です。例えば足の先、鼻の先、肛門周辺など敏感な場所が苦手な犬が多いようです。最初から苦手な場所を触らず、首の下など犬が気持ちいいと感じる場所から徐々に触っていきましょう。

真上から触らない

犬は真上から手が近づいてくると、怖がったり嫌がったりします。頭の上を真上からいきなり触らないように注意しましょう。体を覆いかぶさるようにすることを怖がる犬が多いので、気を付けてください。

おやつを使う時は食事量を調節

トレーニングに欠かせないごほうびのおやつ。肥満を防ぐためにも、与えすぎないように注意しましょう。もし与えすぎた場合は、食事量を調節してください。食事用のフードをごほうびとして使用すると、量の調節がしやすく便利です。

抱っこができるようにしましょう

抱っこは、さまざまなシーンで役に立ちます。ちょっとした移動や診察のとき、災害での避難の際も抱っこができれば安心です。

いきなり立ち上がった状態で抱っこをすると、暴れて嫌がる犬もいます。最初のうちは飼い主さんはしゃがむか、膝をついて抱っこしましょう。下に落としてケガをさせるリスクも減ります。

おやつなどのごほうびを用意し、少しずつ抱っこに慣れさせましょう。抱っこをしたら、犬の首の下などをなでてみてください。慣れてきたら、今度は椅子に座って抱っこします。このとき犬を落とさないよう、首輪に親指を引っかけておきましょう。

ブラッシングはおやつを食べさせながらやると〇

ブラッシングなどお手入れは、おやつを詰めることができるおもちゃを利用します。おもちゃに入ったおやつを食べている間に、足先を触ったり、ブラシをかけたりと体のお手入れをしましょう。おもちゃを誰かに持ってもらうと楽です。

もし犬がお手入れを嫌がったら、飼い主さんは無言で知らんぷりをします。叱らないことが大切です。ブラシを使っている場合、ブラシが嫌いにならないよう隠すことがポイント。犬がおとなしくなったら、再びおやつを食べさせてお手入れをします。最初は1分~2分で切り上げ、少しずつ時間を伸ばします。

おやつを詰めるおもちゃがない場合や1人で行うときは、冷蔵庫の表面に犬用のおやつペーストを塗って犬に舐めさせると便利です。犬が立ち上がって舐めやすい高さに塗ってあげましょう。あとで拭き取ることを忘れないでくださいね。

口周辺のタッチは大切

歯周病予防のためにも、口周りは触れるようにしておくと安心。しかし口の周りは敏感なので、嫌がる犬は多いです。すぐにあきらめず、時間をかけて練習しましょう。始めのうちは丸めた手の中におやつをいれて犬を誘導して食べさせ、人の手が口に当たる感覚に少しずつ慣れさせます。

慣れてきたら「口周りを触っておやつ」を繰り返します。口周辺のタッチに抵抗がなくなったら指に犬の好きなペーストを付けて、歯ぐきに少しずつ触ってみましょう。上から鼻を押さえつけるマズルコントロールは、犬に恐怖感や嫌悪感を与えることが多くおすすめできません。

急に嫌がる場所ができたら受診する

いままでは大丈夫だったのに、急に嫌がる場所がでてきたらその周囲に痛みや不快があるのかもしれません。見た目では特に変化がなくても、動物病院を受診することをおすすめします。

愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションに欠かせないスキンシップ

スキンシップを取ることは、愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションにも欠かせません。犬を触ることで気持ちが落ち着いて血圧が下がるなど、飼い主さん自身にもよい影響を与えます。

さらにスキンシップの際に見つめ合うことで、犬と人双方に「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンというホルモンが分泌されることもわかっています。オキシトシンは気持ちを穏やかするだけではなく、お互いを信頼し、絆を深める役割をします。絆を深めるためにも、焦らず少しずつ優しい気持ちで犬を触るようにしていきましょう。

 

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