猫は本能的に自分の体をなめて毛づくろいし、清潔に保とうとします。
そのため季節の変わり目などで毛が抜けやすい時期になると、大量に飲み込んでしまうため飼い主は注意してあげなくてはなりません。
長毛種であったり、飲み込んでしまった毛が多すぎる場合、毛玉を上手くはき出すことができず、毛球症(もうきゅうしょう)という病気になる可能性があります。
ブラッシングをすることで病気の予防にもなります。
猫の毛は、一定の方向に向かって生えています。この毛の方向に沿ってまずは頭、徐々に体へブラッシングするようにしましょう。
短毛種の場合は1日1回、長毛種は1日2回が理想的です。
おとなしくしているのが苦手な猫の場合、1回のブラッシングは3分以内にするようにしましょう。
嫌がっているときに無理矢理ブラッシングしてしまうと、次にブラッシングしようとしたときに、ブラシを見ただけで逃げ出してしまうようになってしまいます。
猫の気分を無視して強引にブラッシングするのは避けましょう。
また、定期的なブラッシングは同時に、体の状態のチェックにもなります。
飼い猫の体の状態に異常がないか、気を配りながらブラッシングしましょう。