困った!猫の”ご飯チョイ残し”の理由は?

困った!猫の
 
とくに体調が悪いわけでもなく元気そうなのに、ご飯をあげると残してしまう…そんな経験をした猫の飼い主さんは意外に多いもの。

せっかくあげたご飯を残すのはもったいないですし、何より猫の体調が心配になってしまいます。

どこか調子が悪いんじゃないか…病院に行くべきか…
毎日毎日、本当に心配です。

そこで・・・

猫がご飯を“チョイ残し”する理由について触れていきます。

野生の本能が残っている

猫は本来狩りをする生き物。現代でペットとして飼われている猫たちは狩りこそしませんが、ご飯を残すのは野生で生きていた頃の名残ではないかという説が有力です。
自然の中で獲物を捕らえても、次の獲物がいつ現れるかは分かりません。そのため必要だと感じた分だけを食べ、残りはとっておこうと考えるのです。
また、少食の猫が多いのも狩猟本能に関係があるのではないかといわれています。
野生の動物を捕えるためには素早い動きを要求されるため、満腹になって動けなくなるのを防ぐためにいわゆる「腹八分目」におさえておくのです。
猫がご飯を残すとき、前足で床を擦るような仕草をしたことはありませんか?あれは床を土に見立て、穴を掘って餌を隠しておこうとするため。「もういらないよ!」のサインでもあるのです。餌が入った器をひっくり返すような仕草も同じ理由であると考えられています。
 

選り好みをしている

餌を変えたばかりのときや、おいしいおやつをもらった後に餌を残したら単純に選り好みをしている可能性が高いです。
猫は気に入ったものしか食べないと思われがちですが、だからといって直ぐにおやつを与えるのはNG。餌を残せば美味しいものをもらえると学習してしまっては意味がありません。
猫が餌を食べなくても、1~2日は様子をみましょう。それでも一口も食べないようなら体調不良を疑って獣医師に相談してください。
 

食器が気に入らない

高さが合わなくて食べづらい、素材が好みではない…など、食器に不満があるという理由で餌を残してしまう猫も案外多いようです。
とくに高齢の猫などは食べるときの体勢が負担になってしまい、吐き戻しの原因にもなりかねません。最近では高さのある器や餌台なども販売されていますので、猫に合ったものを検討してみましょう。
また、食器を変えたことで警戒しているケースもあります。その時は飼い主さんがそばにいて見守ってあげるなど、安心させてあげることが大切です。
 

環境の変化などでストレスを感じている

引っ越しや同居人が増えた時など、猫は環境の変化にとても敏感です。
思い当たることがあれば食事の時以外にもよく様子を観察することが大切。ストレスは食欲不振を招くことが多いので、猫のケアを最優先にしてあげましょう。
 
 
ダラダラ食いは猫の胃腸に負担をかけてしまうためあまりおすすめできません。
子猫は1日3~4回、成猫なら2回ほど時間を決めて餌を与え、たとえ残っていても30分程度で下げる。こうした習慣づけをしてあげることで、猫の“チョイ残し”を少しずつ減らすことができます。
 
 

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