原産国 | イギリス |
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体重 | 8㎏前後 |
体高 | 39㎝以下 |
グルーブ | 9G 愛玩犬 |
特徴
バランスの良いスクエアな体型で、筋肉質で引き締まった体つきをしています。頭部の形は楔形、マズルが長めで、まっすぐな前足とすらりとした長い首が特徴的です。滑らかで光沢のある被毛は硬めのスムースコートです。剛毛のワイアーフォックステリアとは、毛の違いを除いて犬種標準はほぼ同じです。
性格
明るく活発で、好奇心旺盛です。飼い主や家族に対しては愛情深く、一緒に遊ぶのも大好きです。テリア犬種特有の気性も持ち合わせており、頑固で攻撃的な一面もあります。
毛色
ホワイトが主体で、ブラック、タン、ブラック&タンのマーキングが入ります。
育て方
とても活動的なので毎日十分な運動量が必要です。毎日30分程度の散歩を2回程度、ほかにドッグランで自由に走らせてあげるのも良いでしょう。
典型的なテリア気質で、気が強く負けず嫌いで頑固な面があるため、しつけのしやすい犬種ではありません。上手にほめながら根気よくトレーニングを続ける必要があります。
被毛は滑らかなスムースコートなので、こまめにブラッシングを行ってください。抜け毛が多いので、しっかりとムダ毛を取り除くことも大切です。
気をつけたい病気
皮膚疾患の多い犬種と言われています。ブラッシングやコーミングの時に皮膚の状態をチェックしてあげてください。
肩脱臼や膝蓋骨脱臼など、関節の疾患も起きやすいと言われています。高いところから飛び降りたり、全力で走ったりした後、様子がおかしい時は早めに受診するようにしてください。
そのほかに、まぶたの内側にもまつ毛が生えてしまう二重睫毛や白内障、水晶体脱臼のような眼病にも注意が必要です。
歴史
非常に歴史の古い犬種だと言われていますが、その起源や歴史についてはよくわかっていません。18世紀頃、貴族のスポーツとしてさかんだったキツネ狩りに用いられ、フォックステリアと呼ばれるようになりました。その頃のフォックステリアの毛色はキツネ色だったらしく、キツネ狩りの猟では誤って撃たれてしまう可能性がありました。優れた追跡力を持つハウンドのようなテリアが求められていたこともあって、ハウンドと交配してスムースフォックステリアが誕生しました。
歴史的には、剛毛のワイアーフォックステリアよりも古く、1862年にはドッグショーに出展されています。20世紀に入ってからは、猟犬としてだけでなく家庭犬、愛玩犬としても世界的に人気犬種となり、スポーツドッグとしてアジリティなどに使われることも多いようです。